憑依奮闘記　九話までのクライドの小細工集（ネタバレ注意） - トラス・シュタイン

2008/05/14 (Wed) 02:08:22

クライドの小細工集
第一話

クライドのバリアブレイクコンボ
シールドナックルでシールドに削ったり負荷をかけることで、その次のバリアブレイクの術式干渉を容易にすることで比較的早くバリアをブレイクすることができるようにしたコンボ。


意識の空白を利用したバリアブレイク
術式演算に空白を作り、無防備な一瞬を利用して強引にブレイクする。　


ハッタリ
リンディの素直さを利用した心理攻撃であり、実はそんなに凄くないのに凄いように見せて相手の注意を本命から引き付けるのに利用した。


切り札
クライドの考えた反則技（といってるが、種を知れば別になんでもない）
現状では地面で無いと使えない。


第三話

幻影＜フェイク＞
それ以上でもそれ以下でもない。　ただしデバイスのセンサー類をごまかすために細工が成されているためデバイスで本物を見分けることは不可能。　デバイスマイスターを目指すクライドらしい小細工と言える。　ちなみにこの幻影は様々な術式を加えることで色々と悪用が可能。


シールドナックルを纏った幻影
本物のシールドナックルを幻影に装備させ、普通は衝撃を受ければ破壊されるはずの幻影で殴れるよう見せかけただけのもの。　殴れるのはシールドナックルが本物であるからで、決して幻影で殴っているわけではない。　本物と偽者の区別がつかない状態だからこそヴォルクが幻影だと勘違いしてしまった。　シールドナックルを装備するといっても、幻影とシールドナックルの間には隙間があり、衝撃が伝わらないために破壊されないという実に簡単な小細工。　嘘に混ざった本物という奴。


壊れた瞬間に閃光と爆音を放つ幻影
そういう術式を組み込んだ幻影。　目くらまし程度の威力から、人間を音と閃光でショック状態にして昏倒させるスタングレネードの効果を再現した威力のものまで調整可能。　過度な粉塵を巻き上げるというようなことも可能。　ちなみに、スタングレネードの効果を防ぐには、ある一定以上の音と光をバリアジャケットに遮断させるようにしておけば防ぐことはできる。　が、普通はそんな無駄な術式に魔力を消費するようなことはしないので通常の魔導師はそんなことは無いし、魔導師は魔法を使うためにそんな発想を抱く人間は少ない。


バインド魔法の重ねがけ
一種類のバインドであれば、力ずくないし術式によるバインドブレイクが容易なため、複数のバインドを用いて絡めブレイクし難くした小細工。


第四話

シールドカッターの防御利用
元々ラウンドシールドなのでシールドとして利用可能


一話でリンディを気絶させた電撃魔法
殴るのは嫌だったので、クライドが使った簡単なもの。　バリアジャケットの無い人間を気絶させることぐらいは容易い。　射撃魔法で吹き飛ばしたりするよりも見た目的に優しいので使用。


第八話

クライドのＡＭＦ圏内での優位性
クライド自身のスキルによって魔法の維持を阻害するＡＭＦをほぼ無効化できる。


ブレイドの利用法
魔力密度を薄くして伸ばしたり、圧縮することで威力と射程の変更が可能。


シールドカッター爆破
幻影のコンボに繋げるための布石。　また、粉塵にまぎれて姿を消すための布石でもある。


テートリヒ・シュラーク（クライドのブレイドでの一撃）
ヴィータの魔法の術式を参考にくみ上げた衝撃特化型の術式。　吹き飛ばすことだけに特化しており、攻撃力そのものは余り重視されていない。　敵の滞空維持能力を超える衝撃を与えることで飛行状態の敵を吹き飛ばすためのもの。



第８．５話

バリアジャケットの水着
ジャケットを改造し、水着っぽくしたもの


サバイバル魔法
クライドがサバイバルを円滑にするために夜遅くまでかかって作り上げた魔法。
お湯を出したり、シールドナックルやシールドを変性させて器にしたりとかなり万能。
冷凍魔法とかシールドクッションとかキャンプをやったことがある人には涙ものの魔法である。
普通のシートとか目じゃないほどフワフワだったりする。
食器も魔力に還元すれば洗ったり処理する必要が無いため大変自然にも優しい。
正に、平和でクリーンな魔法の見本。
何故こういう魔法が本編に登場しないのか激しく疑問（トラスの主観）
だが、冷静に考えれば熱血魔法アクションものには不必要でしかない魔法orz


天井に穴が開いた結界
普通外界と区切るはずの結界に穴があるということは、意味がないということ。
爆発の衝撃を逃がすために一方だけ穴を開けるなどの必要があるというのなら別だが、それ以外の場面では全く必要ではないだろう。　正に非常識な結界。
さらに、マジックミラーにしたり透明にしたりもできる。　だが、クライドは臆病者なのでそんな使い方をせずに勇者たちと決別した。